11月になりやっと少し寒くなってきました。この時期の楽しみは何といっても手編みです!今回はとっても簡単でかわいい赤ちゃん用のマフラーをご紹介します。パターンは英語ですが、解説しながらご紹介していきます。
今回使用したパターン
今回使用したのはこちらの「Baby Scarf」というパターンです(編み物SNSのRavelryのリンクです)。
https://www.ravelry.com/patterns/library/baby-scarf-2
細くなっているところがループになっていて、そこへマフラーの反対側の端を通して首に巻くデザインです。結ばないので小さいお子さんでも簡単に付けられますし、引っ張れば抜けるので万が一どこかにひっかけてしまっても安全です。
パターンはブログへのリンクで、下記になります。
https://disdressed.blogspot.com/2006/01/pattern-for-baby-scarf.html
スカーフ風のマフラーです。
凝ったデザインに見えますが、実はとても簡単♪
横に回したらちょっと戦隊ヒーローみたいですね!
準備物
針と糸
作者さんはゲージ20目の糸を使ったと記載されていますが、マフラーなのでどんな糸でもOKだと思います。今回私が使った糸はこちらです。
こちらの6番ネイビーが未使用で家に眠っていたので、今回使ってみることにしました。30g玉半分くらい使用したと思いますので、1玉あれば十分編めます。
とってもふわふわな糸だったよ。ネイビーだけど少し赤みがあって素敵な色。ただ、少し細めで割れやすかったため注意。
ゲージは21~22目、針は5~7とあったので、6号の針で編むことにします。針は5本針があると後々便利ですが、私は手元にあった輪針で編みました。
用語の確認
今回出てくる編み方はとてもシンプルです。
cast on=作り目
K=表編み
M1=ねじり増し目
1×1 rib=1目ゴム編み
ssk=右上2目一度
k2 tog=左上2目一度
ではパターンを見ながら早速編んでいきましょう!
編み方
先端部分
まず2目作り目をし、
・奇数段=すべて表編み
・偶数段=両端の目の1目内側でねじり増し目をしながら表編み(2目ずつ増える)
これを20段目まで繰り返します。そうすると、ガーター編みの三角形の編地が広がっていきます。
その後、32段目まで増減なしでガーター編みを編みます。
ループを作る
ここからが見せ場(?)です。
With double-point needles, slip 1st stitch on needle 1, 2nd stitch on needle 2, 3rd stitch on needle 1, etc. Odd stitches will be on needle 1 and even stitches on needle 2.
https://disdressed.blogspot.com/2006/01/pattern-for-baby-scarf.html
ということで、5本針を使って目を2本の針に分けていきます。1目目を針1へ、2目目を針2へ、3目目を針1へ、、、というように、奇数目を針1/偶数目を針2へ、1目ごとにそれぞれの針に分けていきます。
写真で見るとこんな感じです。
その後、分けた針それぞれで1目ゴム編みを3センチほど編みます。これで編地が両側から伸びてきゅっとくびれた形になります。
最後に、それぞれの針の目をまた1本の針に交互に戻す、というわけです。これでループの完成です。
真ん中の部分
ひたすらガーター編みです。私はもうすぐ1歳になる赤ちゃん用に約30cm編みました。
もう片方のループ~先端部分
同じ手順でループを作ります。
先端部分も同様に、まず11段増減なしでガーター編みします。
そして、下記を最後の4目になるまで繰り返します。
偶数段=両端の目の1目内側で、2目一度を使って減目(2目ずつ減る)
奇数段=すべて表編み
そして最後の4目は下記の通りに編みます。
最後から2番目の段=左上2目一度、右上2目一度
最後の段=左上2目一度
これで完成です!
参考動画
似たようなデザインのパターンの動画がいくつかありましたので、参考に置いておきます。日本語の動画があればよかったのですが、検索の仕方が悪かったのかヒットしませんでした。この形のデザインって日本語の名前はあるんですかね・・・?
ガーター編みだけでなく、鹿の子編みやカラーワークを入れても面白そうですね!
ぜひ編んでみてくださいね。