育児の必需品ともいえるベビーカー。でもエレベーターの無いマンションで子供や荷物を抱えながらベビーカーを上げ下ろしするって現実的に可能なの?
調べに調べまくって納得のいくベビーカーが購入できた結果、お出かけがより楽しくなりました!実体験を交えてご紹介します。
我が家の前提条件
環境
・エレベーターなし3階。エントランスに置かせてもらうことは不可(世帯数などによってはOKのところもあるみたいなので相談してみる価値あり!)。
・車なし。徒歩+電車移動が中心。
使用する人
・メインは私(ママ)、たまにパパ
子供の状況
・第1子。
・購入検討時生後4か月。首がほぼ座ったころ。
予算
・~5万円程度
使用シーン
・普段の買い物。散歩。電車でのお出かけ。
重視するポイント
・とにかくベビーカーを3階までもって上がるという行為が楽なもの。そのためなら多少予算オーバーになっても検討可。操舵性やデザインは二の次。
・生後4か月の時点、腰すわり前でも使えること。
その他の条件
・できれば今後買い替えずに長く使えるものがいい。
なぜ生後4か月にしてベビーカーを購入しようと思ったのか。
上記の環境のため、妊娠中からベビーカーは必須ではないし必要になったら買えばいいやと思っていました。実際、産まれてからは抱っこ紐+徒歩・電車で問題ありませんでした。腰痛の問題が発生するまでは、、、。
腰に心配が無ければ、環境によってはベビーカーなしの抱っこ紐だけでも困らないかもしれないです。7~8か月の腰が据わったころにB型のコンパクトなバギーを検討したり、試乗なども含めて産後の購入でも全然大丈夫だと思いますよ。
まずはレンタルでお試しするのもおすすめです。特にA型ベビーカーは短い期間しか使わないので、レンタルが便利です。
エレベーターなしでベビーカーを選ぶときのポイント
1.コンパクトさ
これが一番重要だと感じました。軽さよりも、コンパクトさ。ベビーカーをたたんで階段を上ることを想像すると良くわかるのですが、折り畳んだ時に高さが小さくならない物はかなり持ち上げないとベビーカーの下の方が階段に擦って運びにくい。女性で背が低い方ならなおさらです。実際私は身長156cmですが、例えばコンビのスゴカルなどの軽量ベビーカーは3階分の階段の上り降りはやりにくく感じました。コンパクトさがある方が、実際の重量よりも体感重量が軽く感じます。また、軽量のものは走行性が犠牲になっていることも多い点がデメリットです。
2.折りたたみ・展開のしやすさ
折りたたんだり、展開したりするシーンは赤ちゃんを抱っこしていることが多いはずです。そんな時、片手で折りたたみできたり手順が少ない方がいいですよね。買い物帰りなら荷物もあるからなおさらです。
3.実際に店頭で確認する
折りたたみや展開、実際に赤ちゃんを抱っこしながら担いでみるなど、ぜひ実際にやってみることをおすすめします。商品説明には片手で折りたたみ可能と書いてあっても、意外と難しいということもあります。
【おすすめベビーカー3選】候補に挙がったモデル
ここまでの条件を加味し、候補に挙がったモデルです。
1.ベビーゼン YOYO2 6+
フランスのメーカーベビーゼンです。希望条件をほぼ完ぺきに満たしています。が、価格が少しお高めです(定価¥58,080)。純正のバシネットを購入すれば、新生児から使えます。バシネットなしの場合、6ヶ月からとなっていますが、百貨店の販売員さんの話ではヨーロッパでは4か月(首すわり後)からとして販売されているそうです。日本の基準に合わせた結果6ヶ月からとなっていますが、そのあたりは赤ちゃんの発達状況に応じて検討しても良さそうです。さらに、ショルダーストラップ付で階段生活にはピッタリです。そしてフレームと布の色がカスタマイズできるようになっており、おしゃれなデザインで他の人とかぶりにくいのも良いですね。
2.サイベックス リベル
B型ベビーカーの中でもかなり人気のモデルです。街中でもよく見かけますよね。コンパクトに折りたためて自転車のかごに入れることもできます。価格もかなりお手頃でコスパ良し(定価¥27,500)。別売りのベビーシート(定価¥28,600~)を付ければ新生児から使えますし、カーシートに固定することもできるので、車への移動も簡単です。ベビーシートなしの場合は生後6ヶ月~となっています。かなり小さく折りたためますが、両手で行う必要があり、少しコツがいります。
3.サイベックス オルフェオ
同じくサイベックスのモデルです。こちらは2023年4月に発売された兄弟モデルのような位置付けです。違いとしては、オルフェオは生後1か月から使用できる点です。そのためリクライニングの角度が深くなっています(よりフラットに近くなる)。さらにリベルにはなかったショルダーストラップとキャノピー部分に天窓がついています。価格はリベルより高くなりますが、リベル+ベビーシートよりは安価になります(定価¥46,200)。片手で折りたためることになっていますが、こちらもコツがいります。
我が家はサイベックスのオルフェオを購入
最終的に我が家は、価格と機能のバランス、4か月の時点で使用できるという点から、サイベックスのオルフェオを購入しました。結果買って大正解!エレベーターなしでも、ストレスなくお出かけできるようになりました。オルフェオの重量は6.1kgと、他メーカーの軽量タイプと比べると重いですが、ベビーカーフックなどに荷物をかけることを想定すると、このくらいの重さが無いと安定しないため、かえって重さがあってよかったと感じました。
息子と2人で出かけるときは、スモルビのコンパクト抱っこ紐に息子を入れ、オルフェオを肩から掛けて1階に降りて息子をベビーカーに載せます。抱っこ紐は小さくたためるのでそのままシート下のかごに入れています。
↓スモルビの抱っこ紐は旧型が3000円台でお得です!セカンド抱っこ紐としておすすめ。
サイベックス オルフェオを実際に使ってみた感想
■良い点
・希望条件を完璧に満たしている!
・ショルダーストラップのおかげで買い物後に息子(抱っこ紐使用)と荷物とベビーカーを一度に運ぶことができる。
・リベルほどではないが、折りたたんだ後のサイズもコンパクト。玄関においても圧迫感なし。
・デザインがかわいい(シーシェルベージュにしました)。
・超軽量モデルより、重量があってかえって安定した。
■気になった点
・折りたたみと展開が最初は意外と難しい。コツを掴めば簡単だが、片手は無理があるかも、、、。
・キャノピーが短いので、午後3時くらいを過ぎて太陽に向かって進むと日差しを防げず眩しそう。→お包みをキャノピーにかぶせて影を作っている。
・キャノピーの天窓は、フラップが手前から奥に開くので、進行方向から風が吹くとすぐに勝手に閉まる。固定したい。
・バンパーは別売り。必要になったらポイントで買うか、メルカリでOK(サイベックスの他のモデルとも互換性があるようです)。
エレベーターが無くベビーカー購入を迷っている皆さん、ベビーカー選びの参考になればうれしいです!