無料パターンのベビーレギンスを輪針で編んでみました。
こちらの記事の続きです。
編み物スタート
針と糸が決まったところでようやく編み始めます!
編み図記号の確認
英文パターンでは編み図はなく、記号と文章で書かれているので、最初は難しく感じますが、慣れるとこちらの方がシンプルで分かりやすかったりします。
まずは編み方の記号を確認します。下記の通りですね。
k | knit | 表編み |
---|---|---|
p | purl | 裏編み |
yo | yarn over | 糸をかける |
pm | place marker | マーカーをつける |
sm | slip marker | マーカーを移す |
p2tog* | purl 2 together | 裏左上2目一度 |
p2tog tbl* | purl 2 together through the back loops | ねじり裏左上2目一度 |
kfb | knit front and back | 2目編み出し |
m1l | make one left | 右ねじり増し目 |
m1r | make one right | 左ねじり増し目 |
*はお腹に紐をつける場合のみ使用する編み方です。今回は紐を編まなかったので、使っていません。
kfb(2目編み出し)はお腹のリブからメリヤス編みに移行する部分で増目をするときに使いました。
m1l(右ねじり増し目)とm1r(左ねじり増し目)は股の部分を立体的に編むときに使いました。
余談ですが、、、m1l(右ねじり増し目)とm1r(左ねじり増し目)って、日本語と英語で左右が逆なんですよね。
日本語は、目を右にねじった状態→右ねじり増し目
英語は、目を編地の左端で増し目する→m1l(make 1 left)
これ、日本の編み図でも混乱するのですが、編地の左端でねじる場合は右ねじり増し目になるんですよね。左なのに右??と。そう思うと英語の表記の方が分かりやすいかもしれないですね。
2目ゴム編みの作り目
“Cast on 96 (104, 112, 120) stitches”とありますので、今回は一番大きいサイズの120目を作り目します。
英文パターンでは、サイズごとに括弧内の目数を読み替えます。今回であれば新生児:96目、1-3か月:104目、4-7か月:112目、8-12か月:120目、といった具合です。
さらに、作り目の方法は指定されていません。今回はトップダウンでお腹の部分から足に向かって編むようです。さらに読み進めるとお腹の部分は2目ゴム編みです。ということは、2目ゴム編みの作り目で始める必要がありそうです。
こういうときはYouTubeで検索すると、大概解決してくれます。ということで、「2目ゴム編み 作り目」で検索すると、素晴らしいやり方が公開されていました。今回はこちらの動画を参考にさせてもらいました。
なるほどこうやるのか、、、。これはサムネの通り、まさに目から鱗です!1目ゴム編みの作り目と動きは同じで、糸を2本にして作り目する方法です。
なぜこの方法でうまくできるのか謎ですが、ありがたくこの方法を使わせてもらいます。
お腹のゴム編み
今回、マジックループで輪にして編みますが、作り目の状態でねじれないように輪にするのは結構難しいです。なので、私はいつも1段普通に編んでしまってから輪にしています。
あとはひたすら2目ゴム編みです。パターンによると、8-12か月サイズのみ途中(ゴム編み6cm編んだ後)で紐(Cord)を編んで通すことになっていますね。今回はめんどくさいのと、糸がそもそも足りない疑惑があるのですっ飛ばします。サイズが良くわからないですが、とりあえず4-7か月サイズと同様にゴム編みを10cm編むことにしました。
おしりの部分
お腹のゴム編みが編めたら、目を増やしてメリヤス編みを編んでいきます。ここでkfb(2目編み出し増し目)という編み方が登場します。これは表編みを編んだ後、左の針にかかっている目を落とさずにそのまま裏編みを編む、という編み方です。ここまでで150目になりました。
あとはクロッチ部分でねじり増し目を編み、三角形に目を増やしていきます。
お尻の部分まで編めました。
出来上がりサイズは一番幅が広いところで38cmとあります。37cmくらいでだいたい同じになりました。
次の記事では足の部分を編みます。